明るく 力強い 大樹に育て
校 長 池戸 龍一
4月6日、この日を待っていたかのように校庭中に桜が舞う中、8時30分より始業式、そして10時より、22名の新入生を迎えて入学式が行われ、全校児童160名で令和2年度の一の谷小学校がスタートしました。お子様の御入学・御進級、誠におめでとうございます。
始業式と入学式では、校庭に咲き薫る桜を通して、桜がこれほど美しく咲き、そして観る人の心を感動させる理由として、桜は厳しい冬の寒さの中で、春に向けてじっくりと栄養を蓄えてきたこと、またこの一の谷小の伝統と共に、多くの方の愛情あふれる支えがあったことを挙げ、一の谷小の子供たちも厳しい冬を乗り越え美しく咲く校庭の桜のように、困難に負けず、喜びも楽しさも、また悩みや失敗さえも全て自分の成長のための栄養にして、大きく力強い大樹となって、自分自身の花を咲かせよう!という話をしました。
「また明日会おうね。」と元気に下校していった子供たちでしたが、その日の午後の通知で、予定されていた登校日も中止となってしまいました。
押し寄せる波のように次々に課題にぶつかりますが、瞳をきらきらと輝かせながらスタートした子供たちを思い出し、この子供たちのためにも、どんな困難にも絶対に負けないぞ、と教職員と共に決意を新たにしました。
「2020/04/09up]