本校では、5年生が取り組んだ米作りで収穫した餅米で、例年もちつき大会が行われてきましたが、今年はコロナウィルス感染の影響で中止となってしまいました。そのため、餅米を持って帰って終了、という声も聞かれましたが、これまで半年以上にわたって、稲を育て、米を収穫し、はさがけ、脱穀、精米と学習してきたので、子供たちには、学習のまとめとして餅ができるまで体験させたいと思い、もちつき器を使用してのもち作りをしました。餅米がもちとなっていく様子を初めて見たという児童も何人もいて、有意義な学びの場となりました。
最後はもちろんできたてのもちを、ソーシャルディスタンスを取りながら、きなこやお醤油でおいしくいただきました。自分たちで育てた餅米で作ったおもちの味は、どこのどのおもちと比べても格別だったことでしょう。
「2020/12/23up]